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結論
この4点を揃えれば、プロショップに行かなくていい仕組みが家で完結します。
第一精工 カチカチテンショナー:ラインにテンションをかけ、数値で管理する
第一精工 ギチギチワインダーSP:電動ドライバーの力でリールに均一に巻き取る
マキタ MHP001(有線):ギチギチワインダーSPを回す動力
PE15号300mを7kgのテンションで、セット後5分で巻けます。
このPE15号を選んだ経緯と、スクラム・リーダー・金具まで含めたシステム全体の構成についてはこちらの記事に書きました。
なぜ自分で巻くことになったか
プロショップへの持ち込みは最初に考えていました。土日は混む。平日は行けない。仕事と育児で、「ショップの営業時間に合わせて時間を作る」こと自体が難しい状況でした。
郵送で巻いてもらうサービスもあります。ただ梱包して送り、戻ってくるまでの日数と手間を考えると、釣行前の準備に組み込みにくい。釣行日が決まった後に気づいてもタイミングが合わないことがあります。
どちらも「人の都合に合わせる」構造です。自宅でいつでも完結できる方法を探した結果、この4点に辿り着きました。
安い電動ドライバーで失敗した
最初は、自宅にあった簡易的な充電式ドライバーで試しました。PE15号のラインにテンションかけながら巻こうとしたところ、途中でパワーが落ちてきた。ラインが緩んだまま巻き続けるのは問題があるので、その日はあきらめました。
なぜパワーが足りなかったかは、後でわかりました。ギチギチワインダーSPの公式仕様に「トルク20N・m以上必須、コード式または18V 6.0Ah以上の大容量バッテリーを推奨」と書いてあります。廉価な充電式ドライバーは電圧・バッテリー容量ともにこの基準を満たしていません。
マキタ MHP001は単相100V・消費電力320W。バッテリー切れがない。ライン300mを巻き終わるまで出力が変わらない。これが答えでした。
4製品それぞれの役割
この4点はセットとして機能します。どれか1つが欠けても成立しません。
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①供給
高速リサイクラー2.0
ラインスプールを回す
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②テンション
カチカチテンショナー
7kgで締める
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③巻き取り
ギチギチワインダーSP
リールに均一に巻く
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第一精工 高速リサイクラー2.0

ラインが巻かれている市販スプールをセットして、テーブルに固定して回す台です。ギア比3.5:1の3ボールベアリング内蔵で、ハンドルを1回転させると3.5回転分ラインが引き出せます。
シャフトはφ8mm規格のショートとロングが付属しています。釣り用スプールのシャフト径に合わせて設計されていて、市販のPEラインスプールはほぼこれで固定できる。価格は実勢4,400円前後。MADE IN JAPAN。
第一精工 カチカチテンショナー

テンションを数値で管理するための機器です。「ある程度テンションをかけながら巻いた」では再現性がない。テンションが緩いと、リールのスプールへの食い込みが不均一になり、重なったライン同士が擦れる。擦れはPEラインの高切れ原因になります。
カチカチテンショナーは実用約6kg・最大約8kgのテンションをダイヤル調整できます。14ベアリング内蔵でラインへの負荷が均一にかかる構造。設定したテンションを維持したまま300m通し続けてくれます。
定価33,000円。この価格を「高い」と思う人がいるのはわかります。一度揃えれば何年も使える道具です。プロショップへの持ち込み工賃と往復の手間を積み上げていけば、この判断は間違っていないと思っています。
テンショナーの設定はこの動画がわかりやすい。公式の動画は手順の進行が早すぎて初回は追いにくい印象があります。
第一精工 ギチギチワインダーSP

電動ドライバーを接続して、リールに直接ラインを巻き取るワインダーです。3爪チャックまたは六角軸6.35mmに対応。対応リールは#4000〜#30000で、SALTIGA 30000も問題なく使えます。
手でリールのハンドルを回してラインを巻くと、テンションをかけながら均一に巻くことが難しい。ワインダーはリールのスプールを直接回転させる構造なので、カチカチテンショナーで設定したテンションが最後まで均一にかかり続けます。
発売は2025年3月。定価24,200円。
マキタ 震動ドライバドリル MHP001

コード式・単相100V・消費電力320W。実勢9,000〜10,000円前後。
ギチギチワインダーSPには「トルク20N・m以上、コード式または18V 6.0Ah以上の大容量バッテリーを推奨」という仕様があります。安価な充電式電動ドライバーはこの基準を満たさないものが多い。私も最初に手持ちの充電式で試して途中でパワーが落ちました。MHP001に変えてからはそういうことが起きていません。
3爪チャック(1.5〜10mm対応)でギチギチワインダーSPのシャフトを確実に固定できます。クラッチ20段でトルク調整も可能。コード式なので釣行前夜に気づいて巻き替える、という場面でも充電を気にしなくていい。
手首の疲れについて正直に書きます。マキタを持ちながら角度を保ち続けるので、5分間ではあるものの持ち側の手首に負荷がかかります。300mを通して疲れるほどではありませんが、初回は慣れが必要です。
セッティングと実際の作業
初回のセッティングはやや時間がかかります。3つの機器をテーブルに固定して、ラインを通す順序を確認して、テンションを設定する。慣れれば次回からは早くなります。
作業の流れは以下のとおりです。
- 高速リサイクラー2.0にラインスプールをセットしてテーブルに固定
- ラインをカチカチテンショナーに通してテンションを設定(7kg)
- リールをギチギチワインダーSPにセット
- ラインをリールに結んでマキタで巻き始める
この記事で紹介したラインを巻くための道具と、私のラインシステム全体の構成はこちらにまとめています。
→ 私のクロマグロキャスティング タックル一式公開(2026年版)

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