SALTIGA C DOGFIGHT 72-12 + 25 SALTIGA 20000-H。2本目のタックルを12号で組んだ理由。

25 SALTIGA 20000-H と 25000交換スプール

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目次

結論

PE12号に変えると決めたとき、DOGFIGHTでそれに対応できるのは72-12しかありませんでした。

2本目のタックルはそうして決まりました。リールは 25 SALTIGA 20000-H。スプールだけ 25000番に換えてPE12号300mを確保しました。本体追加購入(175,000円)ではなく、スプール換装(39,600円)で差額13万円を残す判断です。

投げやすく、15号タックルより飛ぶ。実釣で確認しています。


10号から12号へ

このリール、25 SALTIGA 20000-H は、もともと10号用に買ったものでした。

昨年まではPE10号で挑んでいました。ただ、クロマグロは毎年大きくなっています。実感として、10号では厳しい局面が増えてきました。魚が大型化するにつれて、ファイト時間が延び、ラインへの負荷が上がる。10号が弱くなったわけではなく、魚のサイズが変わったということです。

12号が必要だと判断しました。


スプール換装という選択

12号を300m巻くには、スプールが必要です。

25 SALTIGA 20000-H の標準スプールでは、PE12号は設計外。10号300mまでが前提の仕様で、12号を入れると容量が足りません。

選択肢は二つありました。25 SALTIGA 25000番を本体ごと追加購入するか、SLP WORKS の交換スプール 25000 を購入して換装するか。

25000番リール本体の定価は175,000円前後。スプール換装であれば39,600円(税込)で12号300mに対応できます。20000番と25000番はボディ(DRD・ギア・ローター)が共通設計、12号対応に必要なのはスプール容量だけで、ボディを変える理由がない。差額13万円以上は別の装備に充てました。

25000スプールは18000・20000・25000番ボディに互換性があります。20000-H に装着して、そのまま使えます。

重量は標準スプール比で8g増(164g → 172g)。体感差はありません。

(参考:DAIWA公式・佐藤偉知郎によるソルティガCドッグファイトの実釣解説)


20000-H というリール

ギア比5.5、巻取り138cm/回転。速い。ラインスラックの素早い回収と、ルアーのリトリーブ速度を上げたい場面で効いてくる設定です。

最大ドラグは30kg。2025年モデルのDRDドラグは金属ローラー8個を使った機構で、カーボンワッシャーを廃しています。カーボンワッシャーは摩擦熱で軟化し、長時間ファイトの後半でドラグが抜けやすくなる。DRDはその問題を、そもそも熱を発生させにくい方向で解決した設計です。30000-P と同じDRDがこのボディに入っている。スプール換装で20000-H を使い続けることに迷いはありませんでした。DRDが入っているなら、ボディを変える理由がない。

自重940g。15号側の 30000-P(980g)と大きな差はない。重さでキャストが変わることはありません。


DOGFIGHT 72-12 を選んだ理由

76-10 ではなく 72-12 を選びました。理由は対応ラインです。

76-10 はPE10号対応・MAX200g。10号を使い続けるなら 76-10 でも成立します。ただ10号から12号に変える判断をした以上、ロッドも合わせる必要がある。76-10 に12号を入れることは設計の外側。12号を使うなら 72-12 しかない、というのが番手選択の結論でした。

モデル 全長 MAX PE MAX ルアー カーボン含有率
76-10 7’6″ 10号 200g 65%
72-12 7’2″ 12号 230g 73%
67-15 6’7″ 15号 150g
DOGFIGHTシリーズ。72-12 は76-10比でレングスを4インチ短縮し、対応ラインと剛性を一段引き上げています。

72-12 のカーボン含有率は73%、76-10は65%。レングスが短くなった分、ブランクの剛性を高めて12号の負荷に耐える設計になっています。消去法で選んだというよりも、12号を使うことを前提にすると、スペックの帳尻が合うロッドがこれしかなかった、という話です。

MAX230gまで対応していることも、選んだ理由の一つです。67-15のMAXルアーは150g。それより軽いルアーを使う場合、72-12のMAX230gの範囲内で余裕を持って投げられます。飛距離だけでなく、使えるルアーの選択肢が広がります。140gクラスのポッパーとしてはコイノボリポッパー230 for MONSTER TUNAを使っています。


実釣の感触

投げやすい、というのが最初の印象でした。

67-15(全長2.01m)に対し72-12は全長2.18m、17cm長い。その差がキャストに出ます。同じルアーを投げると、72-12の方が飛ぶ。15号タックルでは届かないポイントを狙いたい場面で、このロッドを持つ理由になりました。

72-12でまだ大型クロマグロは獲れていません。飛距離と投げやすさは実釣で確認できました。それが大型を獲ることに直結するかは、シーズンが終わるまでわかりません。ただ、届く距離が広がることは事実です。


使い分けの基準

現場での使い分け
場面 選ぶタックル
魚が遠い・飛距離が必要 72-12 + 20000-H
ルアーサイズを下げたい 72-12 + 20000-H
15号ラインが必要な場面 67-15 + 30000-P
2本持ちで現場の状況に合わせる。どちらも使える準備をしておきます。

飛距離を求めるとき、72-12を選びます。全長17cmの差は飛距離に出る。魚が遠い、表層の反応が薄い、ルアーを広く届けたい、そういう場面で手を伸ばします。

ルアーサイズを下げたいとき、72-12を選びます。67-15のMAXルアーは150g。それより軽いルアーを使う場合、72-12のMAX230gの範囲内で余裕を持って投げられます。

15号ラインが必要と判断したときは 67-15に戻します。ラインシステム全体を15号で組む前提が変われば、ロッドも合わせる流れです。

2本を持って船に乗ります。1本では対応できない場面があるためです。2本体制の全タックル構成は2026年版のタックル一式にまとめました。


2本目として考えているなら

67-15 を持って、もう1本を検討しているなら、12号タックルは選択肢に入ります。

15号を選んだ理由と、12号を選ぶ理由は異なります。15号はライン強度を最優先した選択、12号は飛距離とルアーサイズのレンジを広げるための選択。どちらが正しいではなく、どちらが今日の状況に合うか、という話になります。

72-12でまだ大型は獲れていません。ただ、15号タックルより遠くに投げられることは確認しています。15号タックルで届かない距離に魚が出る日がある。その日、72-12があれば投げられる。ない日は投げられない。

67-15を持っているなら、2本目は72-12でいいと思います。届く距離が増えることに、異論はありません。


使用タックル


よくある質問

Q. 67-15と72-12、どちらを先に買うべきですか?

クロマグロを獲るための最初の1本としては15号対応の67-15が選びやすいと考えています。72-12は2本目として、12号で対応できる場面の幅を広げる位置付けで組みました。1本目から72-12を選ぶ場合、回遊が大型の局面で15号が欲しくなる可能性は残ります。

Q. PE10号で十分ではないですか?

数年前までは10号でも問題ありませんでした。ただクロマグロは年々大型化していて、10号で迎えると厳しい局面が増えてきました。10号が弱くなったのではなく、魚のサイズが変わったという感覚です。新規に組むなら12号からの方が安心だと思います。

Q. 25 SALTIGA 20000-H にスプール換装するのは無理がありませんか?

20000番と25000番はボディ・DRD・ギア・ローターが共通設計です。SLP WORKSの25000交換スプール(39,600円)でPE12号300mに対応できます。本体追加購入(約175,000円)との差額13万円はスナップ・スイベル・ルアーや別装備に充てられます

Q. ヒラマサやキハダにも使えますか?

12号はクロマグロ用としてはバランス型で、キハダの大型でも使えます。ヒラマサキャスティングだとオーバースペックになる場面もあります。クロマグロの30〜70kg級を主軸に置くなら、72-12を1本持っていると場面の幅が広がります。


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この記事を書いた人

38歳、会社員、関西在住、匿名で書いています。小学生でブラックバス、社会人で海釣り、東南アジアでの怪魚釣り、キハダのエビング・キャスティングを経て、クロマグロキャスティングに至りました。富山湾で一本、三年前。それ以来大型は未達ですが、道具選びだけは妥協しないと決めて、買ったもの・見送った理由を記録しています。200kgオーバーを夢見て、いまも研究を続けています。

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