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結論
グローブより先に、グリップテープを巻くべきでした。
(参考:キャスティングロッドへのイオミック グリップテープの巻き方・使用感レビュー)
グローブはずっと使っていました。それでも、フルキャスト時やリーリング中に滑る感覚が消えなかった。グリップテープを一本巻いた後、その感覚は変わりました。
「グローブを買い直す」という発想しかなかった自分が、少し恥ずかしくなりました。
グローブをしていても滑っていた
キャスティングロッドのグリップは、EVA素材のものが多い。そのままでも素手なら十分に握れます。問題は状況です。
海水で濡れた手、汗をかいた手、グローブをしている手。これらがすべて重なると、EVAグリップは思いのほか滑ります。
私はフィッシンググローブを使っていました。それでも滑る感覚が残っていた。特にルアーをキャストするとき、グリップを強く握る瞬間に「もう少し食いついてほしい」と感じることがあった。グローブのせいではなく、グリップとグローブの間で摩擦が足りていなかったのです。
ここにグリップテープを挟めばいい。その発想に至ったのは、調べてみて初めてのことでした。
IOMIC カラーグリップを選んだ理由
釣り用グリップテープを調べたとき、イオミックは早い段階で名前が出てきました。
ゴルフグリップで実績を積んできたメーカーです。独自素材のIOMAX(熱可塑性エラストマー)を農機具グリップから始め、ゴルフ、野球、ロードバイク、そして釣りへと展開してきた。釣り専用のグリップテープに参入したのも、この素材の汎用性があるからです。
IOMAXの最大の特徴は非吸水性。海水や汗を吸わない。これはつまり、使用中にグリップ力が変化しないということです。ゴムや布のような素材は濡れると特性が変わる。IOMAXはそれがありません。
厚みは0.8mm。巻き方でも調整できます。テンションを強くかけて巻けば薄く、緩めに巻けば厚みが増す。ロッドのグリップ径に合わせて微調整できる仕様です。
繰り返し巻き直せる点も外せません。貼り直しを前提にした設計です。
他のグリップテープブランドを深く調べなかったのは、IOMAXの非吸水性という仕様が最初から刺さったからです。ゴルフグリップで20年以上この素材を使い込んできたメーカーが、同じ素材で釣り用を出している。それで十分でした。
SALTIGA C DOGFIGHT 67-15 に巻いて
SALTIGA C DOGFIGHT 67-15のリアグリップ部に巻きました。このロッドを選んだ経緯については別の記事に書いています。
2mのテープで、グリップのリア部分をカバーするには十分な長さです。コツは手前(リール側)から竿先に向かって巻き進めること。逆に巻くと使用中にテープの端が浮いてくる。テンションは一定に保ちながら、少しずつ重ねていきます。
巻いた後の感触は、素直に変わりました。
EVAグリップの上にIOMAXが乗った状態で握ると、グリップがロッドに吸い付く感覚があります。「握る」という動作の精度が上がった、と言えばいいでしょうか。力を入れなくても保持できている。
キャスト時の加速局面、ロッドを振り抜くときに最も荷重がかかる瞬間——ここで滑りを感じなくなりました。
リーリング中も同様です。手首の疲労が減ったかどうかはまだ分かりません。ただ、持ち替えの頻度が減った気がしています。
ファイト中については まだ確認できていません。まだ大型マグロを獲れていない。ただ、普段のキャストとリーリングでの変化を考えると、長時間のファイトで手首が限界に近づいたとき、グリップの食いつきが残っているかどうかはかなり重要な差になると考えています。
結局、グローブ+グリップテープに落ち着いた
| グリップ構成 | 濡れた手でのグリップ力 | グローブ越しの摩擦 |
|---|---|---|
| EVAグリップのみ | △ | △ |
| グローブのみ | ○ | △〜○ |
| グリップテープ+グローブ | ◎ | ◎ |
グローブ側の選定についてはこちらの記事で書いています。4本を試した末の結論です。
グローブを捨てたわけではありません。グローブはグローブで必要です。日差し・怪我への対策として外せない。ただ、「グリップ力はグローブで解決する」という前提が間違っていました。
グリップ力はロッド側で作るもの。グローブはその上に乗るものです。
4,620円(2m)のテープで、グリップの問題が解決しました。1万円を超えるグローブに替える前に、試す価値がある選択肢だったと思っています。
迷っているなら、グローブの前にこちらだと思います。
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この記事のタックル
ロッドとリールを含む2026年の全タックル構成はこちらにまとめました。




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